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バスに乗ってホテルに向かう
Category : Hな出会い体験談
彼女は俺の通っていた中学の特殊学級にいた子だった。
母親が話してくれたが、本来なら普通校の特殊学級でフォローできるような子じゃなかったという。
役所からもそういうのが専門の養護学校に入学するように強く勧められていたと言っていた。
実際小学校はそういう所に通っていたそうだ。
しかし俺のいる町は田舎なのでその学校は遠く、6年間とてもまともに通わせられるものじゃなかったと言っていた。
そんな実状が考慮されて、中学は俺のいた学校に入ってきたわけだ。
特殊学級と俺達のクラスとの交流はほとんどなかったが、時々一緒に給食を食べるという行事があって、たまに彼女と隣り合わせになることがあった。
彼女は小柄で見た目も可愛かったので、そんな時、俺はちょっとうれしかった。
人の縁というのは不思議なもので、彼女の母親も、中学時代の俺に記憶があると言うんだ。
体育祭の時、運動部にはそれぞれ係があって、俺のいたバスケ部は誘導係だった。
その時、俺がすごく優しく彼女を扱っていた、というんだな。
俺にはそんな特別なことをした記憶は無いのだが、とにかく改めて彼女と再会して同じ中学にいたと挨拶した時、すぐにわかったと言ってくれていた。
母親が話してくれたが、本来なら普通校の特殊学級でフォローできるような子じゃなかったという。
役所からもそういうのが専門の養護学校に入学するように強く勧められていたと言っていた。
実際小学校はそういう所に通っていたそうだ。
しかし俺のいる町は田舎なのでその学校は遠く、6年間とてもまともに通わせられるものじゃなかったと言っていた。
そんな実状が考慮されて、中学は俺のいた学校に入ってきたわけだ。
特殊学級と俺達のクラスとの交流はほとんどなかったが、時々一緒に給食を食べるという行事があって、たまに彼女と隣り合わせになることがあった。
彼女は小柄で見た目も可愛かったので、そんな時、俺はちょっとうれしかった。
人の縁というのは不思議なもので、彼女の母親も、中学時代の俺に記憶があると言うんだ。
体育祭の時、運動部にはそれぞれ係があって、俺のいたバスケ部は誘導係だった。
その時、俺がすごく優しく彼女を扱っていた、というんだな。
俺にはそんな特別なことをした記憶は無いのだが、とにかく改めて彼女と再会して同じ中学にいたと挨拶した時、すぐにわかったと言ってくれていた。
さて、最近の彼女だが、彼女はすごいぞ。
近ごろ、なんと料理をするんだ。
まあ味噌汁に味噌を入れる程度だが、たまたま俺の好みのベストの味に仕上がったことがあって、これだよ、これ、俺の子供の頃の懐かしい味噌汁の味はこれだ、と大喜びしたら、二度目、三度目と、ぴったりその味に仕上げてくれるんだ。
まあ母親の指導がいいんだろうけど、彼女の観察眼や注意力はすごいと思う。
俺なんか、こういうことに関する注意力なんて全くないからな。
ミニスカートの立ち振る舞いもすごく優雅になって、立ったり座ったりする時の仕草なんか可愛いぞ。
そのへんの女が無造作に動くよりずっと綺麗だと思う。
最近じゃ某69氏の真似をして(笑)俺が髪の毛をとかして結ってやるんだ。
どんどん可愛く綺麗になって、ほんとに天使のようだよ。
日曜日、彼女に水着を買った。
可愛いビキニだ。
一緒に海に行きたいと思ってな。
でも着せてみたら、あまりに可愛くて他人に見せるのが惜しくなった。
夏が来るまで、俺だけのトロピカル娘を独占したいと思ってます。
そうか。
お前には人間が人形に見えるか。
俺も最初はそうだったな。
正直、なつかせれば何でも言うことを聞く都合のいいオモチャのように思って再開を喜んだことは確かだよ。
彼女、見た目はすごく可愛いからな。
それが、優しくしてやると幼女のように無防備に甘えてくるんだ。
ほんとに最初の頃の俺にとっては、実に都合のいい抱き人形だったよ。
しかし、ほんの数回会っただけで、そんな幻想は完全に崩れた。
やっぱり生きてるんだよ。
心がちゃんとあるんだ。
たしかに知能は幼稚園児並みかもしれないが、幼稚園児にだって心はあるだろう。
悲しければ泣く。
嬉しければ笑う。
いや、そんな単純なものじゃない。
努力をしたり、成長しようとしたり、そんな自覚的な意思というものがちゃんと存在しているんだ。
それに気付いた時、正直俺は感動した。
問題はそこだ。
なぜこんな当たり前のことに気付いて感動するのかと。
今まで俺はなぜ同じ人間を、俺と同じ人間として見て来られなかったのかと。
感動している場合じゃないんだよな。
そして俺は、先入観をリセットした。
彼女を真剣に愛するようになったんだ。
人形として弄ぶためでもなければ、差別意識への贖罪の気持ちでもない。
可愛いんだ。
綺麗なんだよ。
普通の女に恋するのと全く変わらない気持ちなんだ。
彼女が笑う。
しなやかな髪が肩に揺れる。
彼女が動く。
豊満な胸が揺れる。
彼女が見つめる。
澄んだ思わずドキッとする。
そんな女がいたら誰だって心惹かれるだろう。
そんな彼女が、自分の意志で俺を求めてくれる。
俺の腕に抱かれてくれる。
俺の全てを受け入れて、俺に全てをゆだねきってくれるんだ。
こんな幸せなことはない。
とは言っても、実際に彼女に会って見なけりゃそんなことはわからんだろうな。
文字だけで幼稚園児並みの知能しかない知恵遅れと読んだら、何の自我意識も持たない、ただそこに存在しているだけの木偶人形のように思う者は少なくないだろう。
しかし、彼女が幼稚園児と違うところは、今までの二十年に及ぶ社会経験がある、ということだ。
学校にも通った。
たくさんの人とも触れ合った。
その中で彼女は、「愛」というものを、彼女なりに掴んできたんだよ。
その愛を今、精一杯俺に向けて注いでくれているんだ。
最高の恋人だよ。
人の形をした「人形」じゃない。
恋をする人、される人、「恋人」なんだ。
主格は「形」じゃない、「人」なんだよ。
わかるかな。
それじゃまたな。
まあ、笑える話ならたくさんあるよ。
たとえば彼女が鼻歌を歌うんだ。
ところがこれが、どこかで聞いたことのあるメロディなんだがなんの歌かわかんないんだな。
で、よーく聞いてみると、テレビで良く聞くようなメロデイが数小節ずつつながってメドレーになっていたりするわけだ。
こないだも二人ちょっと街に繰り出して軽くデートを楽しんでいると、彼女は楽しそうにCMソングかなんか口ずさんでるんだな。
俺の腕につかまって寄り添いながら楽しそうにしている彼女はほんと可愛いんだ。
その時俺は、片手に自販機で買ったアイスを持っていた。
二人で代わりばんこになめながら歩いてたんだ。
彼女の口は、アイスをなめちゃ歌を口ずさんで、なかなか忙しい。
彼女の鼻歌タイムが、俺のアイスなめタイム。
何回かそんなことを繰り返してアイスが半分くらいになったところで俺がアイスを舐めていると、突然彼女の口から演歌が飛び出してきた。
思わずブハッと吹いちゃったよ。
彼女が、なあに、というふうに俺の顔を覗き込む。
それかまたなんだか俺のツボにはまってしまって、もうアイスなめるどころじゃなくなってしまった。
彼女の手にアイスを渡して、空いた片手で腹抱えて笑っていると、彼女も笑いながら演歌を口ずさんでアイスをなめている。
た、頼むからどれかひとつにしてくれ。
つーか鼻歌でコブシ回すのはやめてくれー。
まあ、ほんとに彼女と一緒にいると楽しいです。
今年は夏が短かったな。
せっかくのトロピカル水着、ぜんぜん海で楽しませてやることができなかった。
でも海の近くにホテルをとって一泊旅行してきたよ。
母親は旅行だなんてとんでもないと心配していたが、何があっても俺が守るし、それにもう彼女は以前の彼女じゃない、絶対大丈夫だからと言って許しをもらっての初旅行。
楽しかったよ。
移動手段には電車を利用したんだが彼女はしっかり俺の手を握ってついてきてくれた。
見るもの全てが初めての景色でとてもうれしそうだ。
俺はこんなふうに彼女の世界をうんと広げてやりたいんだよ。
それが俺の愛し方だし、俺が彼女にしてやれる数少ないことだと思うし。
目的地について電車を降りると、空気がまるで違っているように感じる。
彼女もそれを感じ取ったらしく、すーっと深呼吸した。
素晴らしい感性だろ。
自然の息吹を直に感じてるんだよ。
バスに乗ってホテルに向かう。
バスはちょっと揺れるので彼女は不安そう。
俺の手をぎゅっと握る。
でもホテルが近くなってくる頃にはバスにも慣れて電車よりも身近に感じられる景色を楽しんでいたようだった。
ホテルでチェックインを済まして部屋に入ると、ダブルのベッドがひとつ。
ちょっと疲れた彼女を誘ってベッドに横になると、さっそく可愛く甘えてきた。
でも明るいうちにこの周りを歩いて色んなものを見て感じてほしいのでキスだけして、ちょっと眠らせる。
眠っている彼女はとても可愛い。
つぼみみたいな唇が微かに開いて時々むにゃむにゃと動く。
それにそっと唇を重ねる。
眠っているのにうれしそうに微笑む。
夢の中に俺がいるかなと考えるとものすごくうれしくなってくる。
もうだいぶ日が落ちかけた頃彼女は目を覚ました。
水を一杯飲むと、夕暮れのリゾートをちょっとデート。
海岸沿いを二人で歩く。
夏だというのに風が涼しい。
海のにおい。
俺も久し振りだ。
本当は海をオレンジ色に染めて沈む夕日を見せてやりたかったんだが、でも海というものを初めて見ただけで、彼女は十分感動してくれたみたいだった。
お洒落なお店があったので、入って二人で紅茶を注文した。
ほんとはこんな色に海が染まるのを見せたかったんだと話しかけると、わかったのかわからないのか、くすっと笑って紅茶のカップを両手で包み込んだ。
ホットの紅茶だったんだよ。
そのくらい涼しい夕暮れだった。
この夏、彼女にはこんなことしかしてやれなかったけど、きっといい思い出になってくれたと思います。
秋はまた、秋らしいものをたくさん感じさせてやりたいです。
すっかり間が空いてしまって申し訳ない。
何度か書きには来てたんだけどなかなかうまくいかなくてね。
ボロアパートで屋内配線が古いのかもしれない。
ADSLなのに全然スピードが出なくて困ってます。
彼女とは相変わらず仲良くやってるよ。
最近変わったことと言えば彼女の母親だな。
最初のうちはスカートすらとんでもないと大慌てしていた人が今じゃこの娘をいかに可愛く飾るかに一生懸命になっている。
最近彼女は化粧を始めた。
といっても口紅をつけるくらいだが、女ってのは不思議なもんだな。
口紅ひとつですごく大人っぽく見える。
その唇で無邪気に微笑む様子はたまんないよ。
ただな。
こんな俺たちにもいくつか問題はあるんだ。
一番大きなのは彼女の体の問題だ。
どうも妊娠できにくい体のようなんだよ。
彼女の母親の話を総合すると、どうも幼い頃なにがしかの炎症を起こしたらしい。
性器のな。
詳しいいきさつは聞いてない。
つーか聞きたくはない。
まあだいたいは想像がつくが、妊娠可能年齢前の性感染症は多くの場合不妊の原因になってくる。
俺はもう何があっても彼女一人と決めているし彼女もそんな俺を一途に慕ってくれるから俺たちの関係に変化はないが、幼い頃に負ったトラウマを抱えつつそれでも俺に心も体も開いてくれたかと思うと本当に涙が出る。
この彼女を一生かけて守っていきたいと心からそう思う。
なんだかすごいスレタイのスレが立っていたが、たしかに彼女は俺がウンコを食えと勧めれば食うと思う。
二人で街を歩きながら食べるハンバーガーと同じように俺が勧めさえすれば何でも喜んで口にすると思うよ。
そういう女なんだ。
なにごとも俺しだいなんだよ。
俺がウンコ食い女の好きなスカトロ変態なら彼女もそういう女になる。
俺も最初は知恵遅れ女を騙して豚のセクースでも仕込んでやろうかとこのスレに書いたほどの奴だから元々がロクなもんじゃないしな。
だからこの天使のような彼女とやっていくには俺自身がしっかり変わっていかないといけなかったんだ。
愛するとはどういうことなのか、守るとはどういうことなのか。
幸い彼女は、新しい経験を積み色んなことを憶えながらも本当に天使のような心そのままに成長してくれている。
お互い体は大人だ。
セックスはバンバンやっている。
でも欲望のままに女に苦痛を課すような行為ではなく、いたわりながら愛を確かめ合っていくようなセックスの方が何千倍も興奮するし満足するんだ。
そして終わると笑顔の天使が俺に甘えて腕枕をねだってくる。
この幸せを守るために、俺は自制という心を身に付けた。
いつ来ても俺を待っていてくれるこのスレに心から感謝します。
近ごろ、なんと料理をするんだ。
まあ味噌汁に味噌を入れる程度だが、たまたま俺の好みのベストの味に仕上がったことがあって、これだよ、これ、俺の子供の頃の懐かしい味噌汁の味はこれだ、と大喜びしたら、二度目、三度目と、ぴったりその味に仕上げてくれるんだ。
まあ母親の指導がいいんだろうけど、彼女の観察眼や注意力はすごいと思う。
俺なんか、こういうことに関する注意力なんて全くないからな。
ミニスカートの立ち振る舞いもすごく優雅になって、立ったり座ったりする時の仕草なんか可愛いぞ。
そのへんの女が無造作に動くよりずっと綺麗だと思う。
最近じゃ某69氏の真似をして(笑)俺が髪の毛をとかして結ってやるんだ。
どんどん可愛く綺麗になって、ほんとに天使のようだよ。
日曜日、彼女に水着を買った。
可愛いビキニだ。
一緒に海に行きたいと思ってな。
でも着せてみたら、あまりに可愛くて他人に見せるのが惜しくなった。
夏が来るまで、俺だけのトロピカル娘を独占したいと思ってます。
そうか。
お前には人間が人形に見えるか。
俺も最初はそうだったな。
正直、なつかせれば何でも言うことを聞く都合のいいオモチャのように思って再開を喜んだことは確かだよ。
彼女、見た目はすごく可愛いからな。
それが、優しくしてやると幼女のように無防備に甘えてくるんだ。
ほんとに最初の頃の俺にとっては、実に都合のいい抱き人形だったよ。
しかし、ほんの数回会っただけで、そんな幻想は完全に崩れた。
やっぱり生きてるんだよ。
心がちゃんとあるんだ。
たしかに知能は幼稚園児並みかもしれないが、幼稚園児にだって心はあるだろう。
悲しければ泣く。
嬉しければ笑う。
いや、そんな単純なものじゃない。
努力をしたり、成長しようとしたり、そんな自覚的な意思というものがちゃんと存在しているんだ。
それに気付いた時、正直俺は感動した。
問題はそこだ。
なぜこんな当たり前のことに気付いて感動するのかと。
今まで俺はなぜ同じ人間を、俺と同じ人間として見て来られなかったのかと。
感動している場合じゃないんだよな。
そして俺は、先入観をリセットした。
彼女を真剣に愛するようになったんだ。
人形として弄ぶためでもなければ、差別意識への贖罪の気持ちでもない。
可愛いんだ。
綺麗なんだよ。
普通の女に恋するのと全く変わらない気持ちなんだ。
彼女が笑う。
しなやかな髪が肩に揺れる。
彼女が動く。
豊満な胸が揺れる。
彼女が見つめる。
澄んだ思わずドキッとする。
そんな女がいたら誰だって心惹かれるだろう。
そんな彼女が、自分の意志で俺を求めてくれる。
俺の腕に抱かれてくれる。
俺の全てを受け入れて、俺に全てをゆだねきってくれるんだ。
こんな幸せなことはない。
とは言っても、実際に彼女に会って見なけりゃそんなことはわからんだろうな。
文字だけで幼稚園児並みの知能しかない知恵遅れと読んだら、何の自我意識も持たない、ただそこに存在しているだけの木偶人形のように思う者は少なくないだろう。
しかし、彼女が幼稚園児と違うところは、今までの二十年に及ぶ社会経験がある、ということだ。
学校にも通った。
たくさんの人とも触れ合った。
その中で彼女は、「愛」というものを、彼女なりに掴んできたんだよ。
その愛を今、精一杯俺に向けて注いでくれているんだ。
最高の恋人だよ。
人の形をした「人形」じゃない。
恋をする人、される人、「恋人」なんだ。
主格は「形」じゃない、「人」なんだよ。
わかるかな。
それじゃまたな。
まあ、笑える話ならたくさんあるよ。
たとえば彼女が鼻歌を歌うんだ。
ところがこれが、どこかで聞いたことのあるメロディなんだがなんの歌かわかんないんだな。
で、よーく聞いてみると、テレビで良く聞くようなメロデイが数小節ずつつながってメドレーになっていたりするわけだ。
こないだも二人ちょっと街に繰り出して軽くデートを楽しんでいると、彼女は楽しそうにCMソングかなんか口ずさんでるんだな。
俺の腕につかまって寄り添いながら楽しそうにしている彼女はほんと可愛いんだ。
その時俺は、片手に自販機で買ったアイスを持っていた。
二人で代わりばんこになめながら歩いてたんだ。
彼女の口は、アイスをなめちゃ歌を口ずさんで、なかなか忙しい。
彼女の鼻歌タイムが、俺のアイスなめタイム。
何回かそんなことを繰り返してアイスが半分くらいになったところで俺がアイスを舐めていると、突然彼女の口から演歌が飛び出してきた。
思わずブハッと吹いちゃったよ。
彼女が、なあに、というふうに俺の顔を覗き込む。
それかまたなんだか俺のツボにはまってしまって、もうアイスなめるどころじゃなくなってしまった。
彼女の手にアイスを渡して、空いた片手で腹抱えて笑っていると、彼女も笑いながら演歌を口ずさんでアイスをなめている。
た、頼むからどれかひとつにしてくれ。
つーか鼻歌でコブシ回すのはやめてくれー。
まあ、ほんとに彼女と一緒にいると楽しいです。
今年は夏が短かったな。
せっかくのトロピカル水着、ぜんぜん海で楽しませてやることができなかった。
でも海の近くにホテルをとって一泊旅行してきたよ。
母親は旅行だなんてとんでもないと心配していたが、何があっても俺が守るし、それにもう彼女は以前の彼女じゃない、絶対大丈夫だからと言って許しをもらっての初旅行。
楽しかったよ。
移動手段には電車を利用したんだが彼女はしっかり俺の手を握ってついてきてくれた。
見るもの全てが初めての景色でとてもうれしそうだ。
俺はこんなふうに彼女の世界をうんと広げてやりたいんだよ。
それが俺の愛し方だし、俺が彼女にしてやれる数少ないことだと思うし。
目的地について電車を降りると、空気がまるで違っているように感じる。
彼女もそれを感じ取ったらしく、すーっと深呼吸した。
素晴らしい感性だろ。
自然の息吹を直に感じてるんだよ。
バスに乗ってホテルに向かう。
バスはちょっと揺れるので彼女は不安そう。
俺の手をぎゅっと握る。
でもホテルが近くなってくる頃にはバスにも慣れて電車よりも身近に感じられる景色を楽しんでいたようだった。
ホテルでチェックインを済まして部屋に入ると、ダブルのベッドがひとつ。
ちょっと疲れた彼女を誘ってベッドに横になると、さっそく可愛く甘えてきた。
でも明るいうちにこの周りを歩いて色んなものを見て感じてほしいのでキスだけして、ちょっと眠らせる。
眠っている彼女はとても可愛い。
つぼみみたいな唇が微かに開いて時々むにゃむにゃと動く。
それにそっと唇を重ねる。
眠っているのにうれしそうに微笑む。
夢の中に俺がいるかなと考えるとものすごくうれしくなってくる。
もうだいぶ日が落ちかけた頃彼女は目を覚ました。
水を一杯飲むと、夕暮れのリゾートをちょっとデート。
海岸沿いを二人で歩く。
夏だというのに風が涼しい。
海のにおい。
俺も久し振りだ。
本当は海をオレンジ色に染めて沈む夕日を見せてやりたかったんだが、でも海というものを初めて見ただけで、彼女は十分感動してくれたみたいだった。
お洒落なお店があったので、入って二人で紅茶を注文した。
ほんとはこんな色に海が染まるのを見せたかったんだと話しかけると、わかったのかわからないのか、くすっと笑って紅茶のカップを両手で包み込んだ。
ホットの紅茶だったんだよ。
そのくらい涼しい夕暮れだった。
この夏、彼女にはこんなことしかしてやれなかったけど、きっといい思い出になってくれたと思います。
秋はまた、秋らしいものをたくさん感じさせてやりたいです。
すっかり間が空いてしまって申し訳ない。
何度か書きには来てたんだけどなかなかうまくいかなくてね。
ボロアパートで屋内配線が古いのかもしれない。
ADSLなのに全然スピードが出なくて困ってます。
彼女とは相変わらず仲良くやってるよ。
最近変わったことと言えば彼女の母親だな。
最初のうちはスカートすらとんでもないと大慌てしていた人が今じゃこの娘をいかに可愛く飾るかに一生懸命になっている。
最近彼女は化粧を始めた。
といっても口紅をつけるくらいだが、女ってのは不思議なもんだな。
口紅ひとつですごく大人っぽく見える。
その唇で無邪気に微笑む様子はたまんないよ。
ただな。
こんな俺たちにもいくつか問題はあるんだ。
一番大きなのは彼女の体の問題だ。
どうも妊娠できにくい体のようなんだよ。
彼女の母親の話を総合すると、どうも幼い頃なにがしかの炎症を起こしたらしい。
性器のな。
詳しいいきさつは聞いてない。
つーか聞きたくはない。
まあだいたいは想像がつくが、妊娠可能年齢前の性感染症は多くの場合不妊の原因になってくる。
俺はもう何があっても彼女一人と決めているし彼女もそんな俺を一途に慕ってくれるから俺たちの関係に変化はないが、幼い頃に負ったトラウマを抱えつつそれでも俺に心も体も開いてくれたかと思うと本当に涙が出る。
この彼女を一生かけて守っていきたいと心からそう思う。
なんだかすごいスレタイのスレが立っていたが、たしかに彼女は俺がウンコを食えと勧めれば食うと思う。
二人で街を歩きながら食べるハンバーガーと同じように俺が勧めさえすれば何でも喜んで口にすると思うよ。
そういう女なんだ。
なにごとも俺しだいなんだよ。
俺がウンコ食い女の好きなスカトロ変態なら彼女もそういう女になる。
俺も最初は知恵遅れ女を騙して豚のセクースでも仕込んでやろうかとこのスレに書いたほどの奴だから元々がロクなもんじゃないしな。
だからこの天使のような彼女とやっていくには俺自身がしっかり変わっていかないといけなかったんだ。
愛するとはどういうことなのか、守るとはどういうことなのか。
幸い彼女は、新しい経験を積み色んなことを憶えながらも本当に天使のような心そのままに成長してくれている。
お互い体は大人だ。
セックスはバンバンやっている。
でも欲望のままに女に苦痛を課すような行為ではなく、いたわりながら愛を確かめ合っていくようなセックスの方が何千倍も興奮するし満足するんだ。
そして終わると笑顔の天使が俺に甘えて腕枕をねだってくる。
この幸せを守るために、俺は自制という心を身に付けた。
いつ来ても俺を待っていてくれるこのスレに心から感謝します。
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16.2012
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